日本のマナーは、品格高き光りを保つものです。
国民一人一人が皆自分の言動に責任を持ち善良なる国民となり、文明文化の向上のために一致協力しなければなりません。それ故、世界の国々から尊敬を受けていることを、日本の国民は、自覚することとです。
自覚することで、健全な環境、精神ができます。即ち、眞心の生活により起居動作が端正となり、基本的礼儀作法が普及します。
礼儀作法は家庭の中にこそ育てらるものです。幼児の経験は大切な文化なのです。
「松平家の法式」は、正義観につよく、大らかであることです。
なにより真心の連続なのです。そして勇気と根気があってこそ、型を忘れ自在に振る舞っても自然に備わった気品が身に付くものです。